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三条市の三柳・牛ヶ島地区青年会が初めて地元ふじの木保育園へ鬼の出前 (2007.2.3)
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「節分」の3日午前、三条市の三柳・牛ヶ島地区青年会(山川和文会長・38人)は、初めて地元のふじの木保育園(西嶋和貴子園長・園児213人)へ鬼の出前に訪れ、手づくりの衣装の鬼たちが大暴れした。
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3日、三柳・牛ヶ島地区青年会が初めて地元のふじの木保育園へ鬼の出前
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同青年会は三柳・牛ヶ島地区の20歳代から50歳代の会員で組織。毎年、2月の第1土曜の夜に、掃除機やポリバケツで手づくりした鬼の面をかぶり、赤や青のナイロンテープのかつらをつけた赤鬼と青鬼たちが、同地区の子どものいる家庭からの注文を受けて「鬼の出前」を行っている。
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福の神の登場にようやく笑顔の子どもたち
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ことしは、夜の出前のほかに地元のふじの木保育園からも注文を受け、初めて日中の出前となった。保育園では3、4、5歳児と年齢別に3回、遊戯室で出前を行い、土曜保育の86人と出前の時間にあわせて登園した子どもたちと保護者がそれぞれ集まった。
子どもたちは、いったダイズを袋に入れて準備。山川会長のあいさつが終わると4匹の赤鬼と青鬼が静かに現れ、ステージに登壇。鬼の姿が見えた瞬間に、子どもたちは顔を引きつらせ、泣き出す子も。さらに次の瞬間には、鬼たちは手に持った紙製の金棒やおのを振り上げて突然ステージから飛び降り、子どもたちは「ぎゃーっ!」と逃げ回りながらも、「鬼はーそとー!」と豆をぶつけて必死に応戦した。
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青年会のメンバーと園長で記念撮影
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鬼が退散すると、今度は鈴の音とともに打ち出の小づちを持った福の神が登場し、無病息災を祈りながら子どもたちの頭をなでて、福豆とビスケットをプレゼント。子どもたちはようやくほっとしたような笑顔に戻っていた。
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