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佐藤卓之氏、県議選三条市選挙区出馬で会見、自民党公認を求める考え (2007.2.5)

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4月の県議会議員選挙の三条市選挙区に立候補する三条市議の佐藤卓之氏(42)は、5日午後1時半から三条市役所で会見し、正式に出馬を表明した。

県議選三条市選挙区に正式出馬表明で会見する佐藤卓之氏

県議選三条市選挙区に正式出馬表明で会見する佐藤卓之氏

佐藤氏は、昭和39年静岡県生まれ。昭和62年早稲田大学商学部卒業、同年山之内製薬(株)入社。平成4年に佐藤元彦県議の長女と結婚、その後、婿養子となったのを機に平成5年に退職して三条市(旧栄町)に住み、父である佐藤県議の秘書を務める。平成18年4月、三条市議会議員選挙に立候補し、2位の得票で初当選した。

会見の同席者

会見の同席者

会見には佐藤氏をはじめ、佐藤たかゆき後援会の佐藤雅夫会長と阿部新一幹事長、佐藤元彦後援会の渋川正直会長と山口志郎事務局長、小倉光男自民党栄支部長、三条市議の木菱晃栄、佐藤佐久一、佐藤和雄、土田敏人の4市議の計10人が出席。

出馬の決意を示す佐藤氏

出馬の決意を示す佐藤氏

佐藤氏は、県議選出馬に至る経緯を話した。三条市議になって三条市と県のつながりが弱く、今後の町づくりの足かせになると危惧し、「今すぐ改善していく必要がある」とし、各選挙区の代表として市と県のつながりを強くしていくことも、県政を審議することとあわせて県議の重要な責務と述べた。

三条市が新しいまちづくりを始める今、その役割を果たせるのは「私以外にないという強い信念で立候補を決意した」と決意を示し、長年の県議秘書の経験と、合併後の市議として市の政策や財政状態を内側から知り、市職員や市議とも互いによく知る経験を強調した。

また、市議に当選してわずか10カ月で市議を辞職して県議選へ出馬することについては、やらなければならない市政の課題は多く、貴重な票を投じた有権者の期待に十分に応えていないため、決断には最後まで悩んだが、市議として重点とした内水対策や幹線道路網の整備などの解決を、県議になればさらに強く押し進めることができるとした。

今月中に市議の辞表を提出する考えで、選挙戦は自身の後援組織と今期で引退を表明している佐藤元彦県議の後援組織を母体に広げていく。

また、「自民党の公認を得て出馬したい」とし、すでに自民党栄支部の推薦を受け、新潟県連、三条支部、下田支部にも公認を申請している。