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前日の春一番に続いて15日は冬の嵐、台風並みの強風で列車ダイヤ乱れる (2007.2.15)
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北海道付近にある低気圧が東へ進むのに伴って県内は冬型の配置が強まり、14日夜からの西よりの強い風が15日に入ってさらに強く、しだいに雪やあられも混じる大荒れの冬の嵐となった。
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15日午前10時6分、三条市上須頃地内で強風にあおられてうねるように降る雪
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燕・弥彦総合事務組合消防本部では、15日午前7時22分に瞬間最大風速25.4m、三条市消防本部では午前8時までに同23.6mを記録する台風並みの強風が吹き荒れた。
強風の影響で県内各地のJR東日本在来線では、運休や運転見合わせが相次いだ。午前10時半現在で越後線は吉田−柏崎駅間が終日運休、吉田−内野駅間が正午ころまで運休、内野−新潟駅間が通常の5割ていどの運転率。弥彦線は正午ころまで吉田−東三条駅間が運休、信越本線は直江津−柏崎駅間の上下線で運転を見合わせ、柏崎−長岡駅間で一部運休となった。
ほかにも羽越本線で運休、白新線で一部運休、磐越西線で遅延が出るなど、ダイヤは大きく乱れた。
このため、新潟県央工業高校は電車で通学できない生徒は公欠扱いにするなど、県内の高校の通学の足にも影響。また、三条市金子新田地内では、午前7時24分から8時3分までに最大約36戸が停電した。
予報では、強風は16日にかけて続き、中、下越では大雪となる恐れがあり、16日朝のうちにかけての24時間降雪量は多いところで60センチに達する見込みで、外出には気象情報に十分した方がいい。
午前10時51分現在、県内8地域に暴風波浪警報が発表されているが、三条地域の警報は発表されていない。
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