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青少年育成下田フェスティバルで三条市下田地区の中学生が国定市長とトークバトル (2007.2.18)
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三条市青少年育成市民会議下田支部(橘耕司支部長)は、18日午後1時半から下田中学校で青少年育成下田フェスティバルを開き、地元下田地区の中学生が意見を発表、国定勇人三条市長とトークバトルに挑んだ。
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18日、下田中学校で開かれた青少年育成下田フェスティバル
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ことしで6回を数えるフェスティバルで、「2007年の主張〜下田のみなさんへ〜」と題して地元の大浦小、森町小、下田中の児童生徒3人が意見を発表したあと、「三条市長VS地元中学生トークバトル」を行い、関係者や地元から100人近くが参加した。
トークバトルは「私達にも言わせてください!」がテーマ。下田中から2年生の小柳政人さん、蒲沢修利さん、佐藤美咲さん、長谷川桃子さんと1年生の岩田唯さんの5人が国定市長とトークバトル。司会の新潟お笑い集団NAMARAの「ヤングキャベツ」の2人が笑いで中学生をリラックスさせ、意見を引きだした。
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国定市長とトークバトルする下田中生徒
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中学生からは、一昨年の合併で「下田の名前がなくなって寂しい」と声をそろえ、下田村への愛着を訴える発言が続いた。
国定市長は、自身の母校の小学校もなくなった経験から共感を示し、「自分が育った小学校は記憶のなかに生きている。若いんだから、どうやって発展させるのかプラス思考で考えて」と発想の転換をアドバイスした。
中学生は反論するまでもなく「納得しました」。「あっさり、納得したらバトルにならないよ」と挑発する司会に、会場は笑いでわいた。
ほかにも中学生は、合併して米飯がほとんどになった給食のパンとめんの日を増やすこと、五十嵐川のハクチョウ飛来地の見物しやすい環境整備、合併した市内の中学校との交流イベントの実施、下田地区への高校新設などを要望した。
実現可能性にこだわらずに率直に意見を話し、なかには最近、給食のデザートのココアムースが出なくなったのはなぜかと問う素朴な疑問も。中学生は、市長と直接対話した貴重な体験に「いろいろ意見を言うことができてよかった」と話していた。
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