加茂市の新年度予算案発表、一般会計は前年度比0.6%増の134億円余、特殊要因除くと－0.5% (2007.2.26)

加茂市は26日、一般会計総額で134億3300万円の前年度比0.6%（7700万円）増の平成19年度当初予算案を発表したが、特殊要因の借換（かりかえ）債（1億3780万円）を除いた予算額は132億9,520万円で前年度予算と比べては0.5%（6080万円）減と説明した。

26日、平成19年度当初予算案を発表する小池加茂市長

小池清彦市長は、「一言で言えば、良好な市の財政状況の下、極端な地方切り捨ての暗黒時代を悠々と乗り切る予算」と話し、一般会計に6つの特別会計を含めた全会計は前年度比3.9%（9億4678.2万円）増の249億7319.1万円とし、借換債を除いた場合は0.4%（8445.3万円）減の235億0025.6万円を示した。

主要事業では、加茂病院移転改築・救命救急センター開設調査費（10万円）、乳幼児医療費助成事業として所得制限なしで入院を就学前から小学校卒業まで助成を拡大（4,747万円）、全戸を対象とする同報警無線導入の検討に対する調査費（5万円）、工場店舗新築助成事業費（23.8万円）、桐タンス等海外販路開拓事業基金積立金（2.5万円）などを新規事業として盛り込んだ。