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27日から1週間の県下一斉交通死亡事故抑止緊急対策で三条市内の住宅を訪問 (2007.2.28)
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27日から3月5日までの7日間、県下一斉の交通死亡事故抑止緊急対策が行われており、その一環で三条署と三条市、三条地区交通安全協会は28日午前10時から市内の約250世帯を訪問してちらしを配布し、住民に直接、交通安全を呼びかけた。
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28日、県下一斉の交通死亡事故抑止緊急対策の一環で三条市荒町1地内の住宅を訪問
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ことしに入って26日までに県内の交通事故による死者24人で、前年同期を9人上回っている。そのため、県警本部では交通死亡事故多発に歯止めをかけようと1月末に行った県下一斉の交通死亡事故抑止緊急5日間作戦に続き、ことし2回目の緊急対策に取り組んでいる。
世帯訪問には、三条署員、三条市の職員と交通指導員、三条地区交通安全協会会員の計12人が参加。出発前に樋口誠交通課長があいさつし、緊急対策初日だった前日夜に三条署管内で64歳の歩行者が亡くなる事故があったことを話し、「次の事故を発生させないためにも、市民の皆さんに地道に訴えていくしかない」と協力の効果に期待した。
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訪問した家でちらしなどを手渡す三条署員
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参加者は7班に分かれて荒町1地内の約250世帯を訪問。在宅の世帯では緊急対策のちらしや反射材を手渡し、家庭内でも交通安全について話し合ってほしいと呼びかけた。
ちらしには、歩行者や自転車乗りのための「道路を横断するときにはしっかり確認」、「夕方から外出するときは明るい服装と夜光反射材で車からよく見えるように心がける」などの注意が書かれている。
三条署では期間中、パトカーや制服警察官を大量に出動させ、速度違反や歩行者妨害違反をはじめ、シートベルの着用、運転中の携帯電話、交差点一時不停止などを重点に取り締まりも行う。さらに、事故の発生は午後4時から6時にかけて多いことから、夕方には主要な交差点での街頭指導や三条署全11台のパトカーが赤色灯をつけて警戒活動を行い、注意喚起する。
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