|
中越地震の実話を描く東宝映画『マリと子犬の物語』の撮影で現地エキストラ募集 (2007.3.9)
|
|
|
|
3月28日から5月3日までの13日間、長岡市と三条市で撮影が行われる新潟県中越地震での実話を描いた絵本を題材にした映画『マリと子犬の物語』の新潟事務局では、エキストラを募集している。
|
映画『マリと子犬の物語』のエキストラ募集案内を手に参加を呼びかける東宝映画の新潟ロケエキストラ担当、中尾さん
|
映画『マリと子犬の物語』は、旧山古志村に住む母犬マリが、新潟県中越地震でたんすの下敷きになった飼い主を勇気づけ、人間が全村避難したあと、えさもないなかで子犬を守り抜いた実話を絵と文章で描いた『山古志村のマリと三匹の子犬』(文藝春秋刊)を映画化する。
日本テレビと東宝映画が制作、12月公開予定で主演は船越英一郎さん、宇津井健さん、松本明子さん。制作には新潟県、長岡市、三条市が全面協力している。
その作品に登場するエキストラを募集しているもので、役は避難民、住人、ボランティア、村職員、村民、消防団、救急隊員、けが人、看護師など。撮影は3月28日から5月3日までのうち13日間で、エキストラは1日50人から500人になる。
撮影時間は日によって異なるが、午前7時から午後10時ころを予定。参加に性別や年齢、住所などとくに制限はないが、撮影時間が長くなるので、赤ちゃんや高齢者は配慮のうえの参加をと求めている。
出演料はないが、各日の撮影終了時に1人1点「マリと子犬の物語・オリジナルフリースマフラー」をプレゼントする。
応募方法は、パソコン(https://ssl.toho-movie.jp/senden/mari_extra/)や携帯電話(https://ssl.toho-movie.jp/senden/mari_mobile/)で専用サイトにアクセスし、応募フォームに入力して申し込むか、はがきやファクシミリでも申し込む。
応募締め切りは各撮影日の約2週間前だが、定員になったら締め切り。エキストラに決まった人には、撮影日の1週間前ころまでに当日の集合場所や時間、持ち物などを記した「参加証」を郵送するが、締め切った場合は「参加証」を発送しないので、参加希望日の5日前になっても参加証が届かない人は参加できない。
8日は東宝映画の新潟ロケエキストラ担当、中尾和恵さんがエキストラ募集のPRで三条市役所を訪れた。中尾さんは、映画の公開で被災者を勇気づけた感動を全国の人にも知ってもらい、「復興の一環として、地元の人たちと盛り上げていきたい」と地元の協力を呼びかけていた。
また、エキストラは三条、長岡両市以外からの参加も歓迎しており、実際にボランティアをした人や職員、消防団、看護師、医師などにもお願いしたいと話していた。各撮影日の募集人数などは次の通り。
エキストラの日程や撮影地、募集人員
日程 |
撮影地 |
募集人員 |
終了時刻 |
3月29日(木) |
長岡市街地 |
50人 |
〜18:00 |
3月30日(金) |
長岡市街地 |
100人 |
〜18:00 |
3月31日(土) |
長岡市街地 |
100人 |
〜18:00*注 |
4月 3日(火) |
長岡市 |
100人 |
〜18:00 |
4月 4日(水) |
長岡市 |
100人 |
〜18:00 |
4月 5日(木) |
長岡市 |
100人 |
〜18:00*注 |
4月 7日(土) |
長岡市または三条市 |
300人 |
〜18:00*注 |
4月 8日(日) |
三条市または長岡市 |
250人 |
〜18:00*注 |
4月10日(火) |
三条市 |
50人 |
〜20:00 |
4月11日(水) |
三条市 |
250人 |
〜20:00 |
4月15日(日) |
長岡市 |
100人 |
〜20:00 |
5月1日(火)〜
3日(木)の
いずれか1日 |
山古志 |
500人 |
〜18:00 |
*注…3月31日、4月5日、7日、8日ののスケジュールは直前まで変更の可能性あり。 |
- 5月分は日程が決まりしだいホームページやちらしであらためて募集する。
- 日時については一部変更の場合がある。
- 時間帯については、若干の前後がある。
関連リンク
|