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26日までノアハウスで渡辺欣次さんの木版画展「山とふるさとの風景」 (2007.3.12)
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三条市月岡1、ノアハウス(内田敏子代表)は、12日から26日まで木版画展「山とふるさとの風景」を開き、新潟市在住の木版画家、渡辺欣次さんの作品19点を展示している。
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26日まで三条市・ノアハウスで開かれている木版画展「山とふるさとの風景」
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渡辺さんは1925年、新潟市(旧白根市)生まれ。45年に新潟第一師範学校を卒業後から年賀状版画を手掛けている。
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「田植えの頃」
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「雪のぶな林」
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75年に初めて個展を開き、95年に新潟市美術協会会長に就任、作品集『木版画新潟百景』を刊行。現在は、新潟市美術協会参事、県美連会員に就いている。
今回の木版画展には、A4サイズからA3サイズほどを中心に19点を展示。渡辺さんんはベテラン登山家でもあり、「槍ヶ岳残雪」、「八海山残雪」と山岳をモチーフにした作品や「雪の田んぼ」や「田植えの頃」、「三条の川べりで」など身近な風景、花がモチーフの「水仙」や「たむしば咲く頃」もある。
真っ白な雪と冬の青空のコントラスト、新緑の柔らかい緑など、明るい色遣いが多い。版画の限られた色数ですっきりしたすがすがしい空気感と同時に、グラデーションで豊かな表現を駆使している。
毎日午前11時から午後5時まで、入場無料。会期中は13、16、18、21、25日が休み。会場のノアハウスは、県立三条高校並び。問い合わせはノアハウス(電話:0256-34-0384)へ。
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