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三条市歴史民俗産業資料館で3月25日まで平成18年度所蔵品展 (2007.3.13)
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三条市歴史民俗産業資料館(羽賀吉昭館長)では、3月25日まで平成18年度所蔵品展を開いており、今年度の新規所蔵品7点をはじめ人気の高い三条画人の作品など日本画、洋画、工芸の計22点を展示している。
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3月25日まで三条市歴史民俗産業資料館で開かれている平成18年度所蔵品展
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1年間に寄贈を受けたり、購入したりした美術品を一堂に展示しようと毎年、年度末に所蔵品展を開いている。今回はそれ以外にも、所蔵品の中からの展示の機会が少ない作品や人気の高い作品もあわせて展示している。
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松川藤陰「蟲類画巻(巻子)」
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新規所蔵 稲田華陽「外山丈芭 像」
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新規所蔵 広川操一「鯉図」
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今年度の新規所蔵品は、行田魁庵「菊の図」、松川藤陰「牡丹の図/芦雁之図(双幅)」、藤沢越堂「不動明王」、森山信谷の「花鳥図」と「竹に猛鷹」、広川操一「鯉図」、稲田華陽「外山丈芭 像」の掛け軸など日本画7点。三条画人を中心に新旧あわせて、18人の作品を展示している。
新規所蔵品の「牡丹の図/芦雁之図(双幅)」は、松川藤陰の最も初期のころで、十代の作品ともいわれる珍しい逸品。作品自体は簡素であっさりしているが、技術の変遷なども見てもらおうと、その後の作品で精密な昆虫が描かれる「蟲類画巻(巻子)」をあわせて展示している。
羽賀館長は、多くの三条画人の作品に触れることができ、市民の財産である所蔵品を知る機会でもあるので、子どもから大人まで大勢の人に足を運んでほしいと話している。
平成18年度所蔵品展は、入場無料。午前9時から午後4時半までで、会期中は19、22、26日が休館。
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