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23日に燕市で第7回三遊亭京楽独演会 (2007.3.15)
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10年ほど前から燕市で落語家三遊亭京楽さんの独演会を開いている三遊亭京楽の会では、23日午後7時から市内の住宅にあるスタジオで第7回三遊亭京楽独演会を開き、2年ぶりに京楽さんの落語を市内の落語ファンに届ける。
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10年近く前の第2回三遊亭京楽の会の様子
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独演会の演目は、京楽さんの師匠で、先に引退を表明した三遊亭円楽さんが芸術大賞を受賞したときの演目「仲村仲蔵」。2時間の公演で、木戸銭500円。燕市中央通5の岡部定男さん宅の車庫の2階の約150人収容できるスタジオで開く。
主催者の三遊亭京楽の会は、燕市中央通り、無職藤田清史さん(59)ら市民数人がメンバー。10年ほど前に燕市内で行われたイベントで、出演していた京楽さんと知り合ったのがきっかけだった。
落語好きな人が集まって気軽に落語を聴ける場をと10年近く前に農家の茶の間で開いたのが始まり。最初は市内の農家を会場に借り、6回を数えた一昨年から岡部さん宅で開き、毎回70人ほどが来場している。
京楽さんは阪神淡路大震災や新潟県中越地震の被災地でボランティアで落語を演じている。今回も小千谷市や長岡市での公演のために来県することがわかり、それにあわせて燕市まで足を運んでもらうことにした。
燕市内での三遊亭京楽独演会の会場など問い合わせは、藤田さん(電話:090-7207-1719)へ。京楽さんのプロフィールは次の通り。
三遊亭京楽さんプロフィール
京楽さんは、昭和39年横浜市に生まれ、61年京都学園大学経済学部卒業。63年に三遊亭円楽に入門。平成2年に二つ目昇進、4年に真打にスピード昇進。10年にニューヨークにて独演会を開き、以降、毎年ニューヨーク、ボストン、ロサンゼルスで講演。14年に日本赤十字社に功績が認められ高円宮妃殿下より「金色有効賞」授与。16年に新作福祉落語の活動が朝日新聞などに取り上げられる。18年にはアメリカで新作福祉落語の英語字幕公演が大成功、国内では都立高校で古典落語の講座講師を務めるなど、国内外で古典落語をはじめ、防災、福祉、環境などをテーマにした新作落語と精力的に活動を続ける。これまでに東京消防庁などから多数の感謝状も授与している。
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