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燕市新庁舎建設市民検討委員会が小林燕市長に新庁舎建設に係る検討報告書を提出 (2007.3.21)

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市民でつくる燕市新庁舎建設市民検討委員会(酒井宇一郎会長)は20日、燕市の新庁舎のあり方をまとめた「新庁舎建設に係る検討報告書」を小林清市長に提出した。

小林市長に報告書を手渡す酒井会長と長谷川副会長、星野副会長

小林市長に報告書を手渡す酒井会長と長谷川副会長、星野副会長

燕市新庁舎建設市民検討委員会は、市内の各種団体推薦委員18人と公募委員33人の市民51人で構成。昨年10月からワークショップ形式など6回の会議を開き、新庁舎のあるべき姿や機能について自由に意見交換し、それらを「新庁舎に対する市民の想い」に集約、報告書とした。

この日は午前8時半に同委員会の酒井会長、長谷川日吉、星野元郎の両副会長の3人が市役所を訪れ、酒井会長から小林市長に報告書を手渡した。小林市長は「きょうはくしくも合併させていただいた満1年目。まる5カ月、大変な時期に非常に大きい庁舎建設の問題を検討いただき、喜んでいる」と委員の労をねぎらい、感謝した。

報告書では委員の意見を、まちづくりの観点や交通アクセスの観点、「燕らしい」庁舎といった概念、抽象的なものから、合併前から問題になっている庁舎の建設位置、さらにより具体的な庁舎の構造や広さ、駐車スペースなど12項目に分けてまとめた。

ただ、報告書は「委員の意見をそのまま市長へ届けるもの」としているため、委員会としての意見を一本化させたものではない。「委員の多くは建設候補地への新庁舎建設を前提に話し合ったが、一部に建設そのものや建設候補地に異論を唱える委員もいた」と、多数派の意見とともにそれに反対する少数派の意見も示した。

敷地の広さでは、長期的な視点や十分な駐車スペースの確保から広くするよう望む声が多かった一方、必要最小限でいいという意見もあり、具体的に「6万平方メートル必要だ」、「3万平方メートル」など両論を併記した。

庁舎の設備については、1、2階を結ぶエスカレーターの設置、食堂コンビニの併設、防災拠点としての機能、市長は1階にいていつでも見えるようにする、市民団体も利用できる会議室の設置、保育ルーム併設などさまざまな提案を連ねた。

燕市では、今後、行政側でこの報告書の内容を協議し、財政とのかねあいなども含め、実現可能なもの不可能なものなどを示しながらコンセンサスを得ていきたいとしており、できれば平成19年度中に新庁舎建設の基本計画を作成したい考えだ。