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三条第一中が1年間ためたベルマークで長和園に車いす1台を寄付 (2007.3.22)
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三条市立第一中学校(山田俊彦校長・生徒627人)のベルマーク委員会は22日、全校で集めたベルマークで交換した車いす1台を特別養護老人ホーム「長和園」=三条市大野畑=に寄付した。
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ベルマークで長和園に寄付した車いすを囲んで左から第一中の板垣ベルマーク委員長、金沢教諭、山田校長、田中前ベルマーク委員長、関長和園施設長
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午後4時にベルマーク委員会の前委員長で今春、同校を卒業した田中優衣さんと現委員長の2年生板垣文瀬君の2人が、顧問の金沢久美子教諭、山田校長とともに長和園を訪れ、「これに乗って元気に過ごしてください」などと利用者へのメッセージを添え、車いすを関悟施設長に引き渡した。
1年間かけて集めたベルマーク約35,000点のうち約26,500点を車いすと交換した。ベルマークの使い道は生徒全員にアンケート調査し、身近な交流を続けている長和園に車いすを贈ることを決めた。一昨年にも車いす2台を同施設に寄付している。
同校では、毎月第2土曜に長和園でボランティアを行い、ボランティア委員会が中心となって全校生徒に参加を呼びかけている。毎回、数十人の生徒が参加し、利用者の生け花の会で補助をするボランティアや、ふとんカバーの交換、ガラスふきといった作業ボランティアを行っている。
関施設長は、毎月のボランティアも助かっていることを説明。長和園には110台の車いすがあるが、古いものは10年になり、古くなっていることからも「ありがたい。有効に使わせていただきます」と子どもたちの善意に感謝していた。
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