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三条市三条消防団の内山功英副団長が平成18年度消防庁長官定例表彰の永年勤続功労章に (2007.3.23)
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三条市三条消防団の内山功英副団長(67)=三条市林町1=は、平成18年度消防庁長官定例表彰の永年勤続功労章を受章し、23日午後2時から県庁で行われた同表彰の伝達式で、章記(表彰状)の伝達を受けた。
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23日、県庁で平成18年度消防庁長官定例表彰の永年勤続功労章の伝達を受けた三条市三条消防団の内山功英副団長
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今年度の県内の受章は、消防職員26人と消防団員約4万人のうち30人。永年勤続功労章は、その勤務成績が優秀で、ほかの模範と認められる者が対象。伝達式で高部正男消防庁長官名の章記を受けた内山さんは、午後4時に三条市消防本部を訪れて、受章を報告した。
内山さんは、製造業を自営。昭和55年6月11日に三条市消防団に入団。所属の東分団の班長、部長、副分団長、分団長を経て、三条市が合併した平成17年5月1日から三条市三条消防団の副団長を務める。現在、67歳の内山さんは勤続年数26年10カ月で、三条市消防団の最年長者であり、長年の功績が認められた。
昭和58年に18棟が燃えた四日町大火、昭和60年の麻布の土砂災害、西鱈田の女児誘拐事件などが印象深く、なかでも最も印象深いのはやはり7・13水害と言う。
当時、53人の分団長として一新橋の嵐北側で指揮をとった。「積んでも積んでも流される土のう。団員の命を守るための撤収の判断に苦慮した」と振り返った。
また、災害だけではなく、いい思い出もある。平成15年に東京ドームで開かれた自治体消防55周年記念大会に参加できたことは心に残ると言う。
内山さんは「きょうの受章は、自分ひとりだけでなく、家族の支えや諸先輩および同僚団員に恵まれ、受章できました。心から感謝しております」と述べ、「今後もこの受章を糧に頑張りたい」と決意をあらたにしていた。
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