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石川県で震度6強を観測した地震で県央地域各地で震度4観測、上越新幹線は運転見合わせる (2007.3.25)
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25日午前9時42分ころ、石川県・能登半島沖を震源に震度6強を観測する地震があり、県央地域でも震度4の強い揺れを観測。 上越新幹線が一時運転を見合わせるなどの影響があった。
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JR燕三条駅の遅れを知らせる新館発車時刻表
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JR東日本では、地震発生直後から上越新幹線全線の上下線で運転を見合わせた。間もなく東京−越後湯沢駅間で運転を再開したが、越後湯沢−新潟駅間は線路で点検作業を行って地震発生から3時間近くたった午後0時25分にようやく運転を再開。その後も遅れが続いた。
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燕三条駅の上りホームに停車したままの新幹線
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JR燕三条駅は、地震発生から上り線ホームに午前9時50分発の新幹線が停車したまま。車内では乗客が弁当を食べたり、新聞を読んだりしながら運転再開を待ち。駅構内にはたびたび地震発生で運転見合わせを知らせるアナウンスを放送していた。
地震はマグニチュード7.1。県内では最大で刈羽村で震度5弱を観測。県央地域では三条市、燕市、加茂市、田上町でいずれも震度4、弥彦村で震度3を観測した。
三条市は地震直後に第一次配備の警戒体制に入り、防災担当職員や各施設の所管職員がそれぞれ登庁。被害状況の確認などを行ったが、市内での被害の届けや各施設の被害などもなかったことから午前11時半に第一次配備をといた。
あわせて、三条市消防本部でも災害対応の警戒体制につき、市内の危険カ所や各署所の担当地域を巡回し情報収集を行ったが被害はなく、午前0時50分に警戒体制をといた。それまでに緊急援助隊の要請は入っていなかったが、要請があればいつでも対応できる体制をとっている。
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