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県議選燕市西蒲選挙区に出馬の高倉氏、35歳の若さを武器に県財政の健全化へ (2007.3.29)
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30日告示、4月8日投票の県議会議員選挙の燕市西蒲選挙区に立候補する前弥彦村議会議員の高倉栄氏(35)=弥彦村弥彦=が出馬の決意を話した。
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県議選出馬への意欲を熱く語る前弥彦村議の高倉氏
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高倉氏は、昭和46年千葉県柏市生まれ。平成6年中央大学商学部商業貿易学科卒業。同年、結婚を機に弥彦村の妻の実家に移り、家業の電気工事店に就職。平成15年4月に弥彦村議会議員に初当選し、県議選出馬のために平成18年12月に辞職した。
高倉氏が村議となったときは、市町村合併の議論の真っただ中。合併の是非を自問するなかで、自治体の危機的な財政状況の立て直しを急がなければならないと痛感した。
国も巨額の赤字を抱えているが、新潟県の借金も2兆4,000億円にのぼる。その借金を「子どもたちに残してはいけない。この借金を限りなくゼロに近づけるのが自分たちの世代の努め」と高倉氏。「これは弥彦村の問題ではない」と県議選への出馬を決意したと言う。
選挙戦では、ほかに、道州制論議や政令指定都市となる新潟市集中化のなかで県央地域のさらなる発展、官主導から民の力が発揮できる新潟県に、新潟米のブランド力強化などを訴えていく。
高倉氏は35歳と若いが、逆にこれが強みとも。「これからの政治は口ではない。汗をかく政治家になりたい。動きます」。大学では応援団長を務めた力強い声で話している。
燕市西蒲選挙区の定数は2。同選挙区では、ほかに現職2人が名乗りを上げている。
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