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4月「卯月」は暖かい陽気で始まり、春を告げる黄砂が発生 (2007.4.1)
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4月「卯月」の始まりだった1日、県内は暖かい陽気で三条市の最高気温は4月中旬並みの14.3度。強めの西寄りの風が吹いて春の風物詩ともいえる黄砂が発生した。
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黄砂で景色がかすみ、ふつうははっきり見える弥彦山の姿も黄砂が消す加茂市横江地内
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三条市消防本部の毎正時の観測では、明け方の最低気温は午前11時の11.0度で、3月25日の9.2度を上回ることし最高。前日の雨はあがり、日中は午後2時の14.3度まで上がった。
西寄りの風は、午前11時に瞬間最大風速11.9メートルを観測。この風も手伝ってか、県内は黄砂が発生した。
黄砂は、中国内陸部で巻き上げられた黄色い砂ぼこりが風に乗って日本に舞い降りる現象。三条市周辺でも遠くの景色が黄ばんでかすみ、霧かと思うほど視界が悪くなっていた。
国道403号で三条市から加茂市へ入ってすぐ、横江地内では、ふつうならはっきりと見える弥彦山が黄砂でまったく見えなくなっていた。
気象庁の発表では、3日にかけて沖縄・奄美地方から東北地方にかけての広い範囲で黄砂が予想され、1日午前9時で北陸地方や西日本では、視程(水平方向で見通しの効く距離)が3キロから5キロの所も多かった。
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