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フキノトウ採りで三条市東大崎で行方不明の女性、遺体で見つかる (2007.4.1)
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3月5日に三条市東大崎地内の山中にフキノトウ採りに入って行方不明になっていた女性が、行方不明から28日目の1日、捜索中の同地内の里山(標高204m)の山中で遺体で見つかった。
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三条市東大崎で行われていた捜索の様子(3月29日撮影)
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亡くなったのは三条市北入蔵2、無職野崎ミヨさん(当時66歳)。発見現場で遺体を家族が確認し、服装や所持品から野崎さんとわかった。
野崎さんが行方不明になってから警察や消防では5回の大規模な捜索を行ったが発見できず、3月30日で大がかりな捜査を打ち切った。
1日は特定非営利法人災害救助犬協会新潟(堀内貞理事長・本部加茂市)の15人と救助犬5頭、野崎さんの家族や同僚など15人、同山に詳しい男性1人、消防2人、警察3人の34人で捜索。災害救助犬協会新潟には、奈良、神奈川、長野など県外の応援も加わり、3班に分かれて手分けして行った。
午後3時10分ころ、この日の捜索を終わろうとしたときに付近の山に詳しい男性が、スギの木の下であおむけになっている野崎さんを発見。里山の頂上から西へ約500m、林道麻布谷黒水線から約500m離れたスギ林の中で、これまで捜索していない場所だった。
野崎さんは上着のフードをかぶり、近くにはかまと、袋に入ったまだ青いフキノトウがあったという。死因は不明だが、外傷はなかった。
周辺では上空からヘリコプターによる捜索も行われていたが、スギ林のなかで木の陰になって見えなかったようだ。
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