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7日まで1週間は春の火災予防運、三条市内では運動期間中にすでに火災2件 (20074.3)
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1日から7日まで県内一斉の春の火災予防運動で、三条市消防本部(小柳喜久夫消防長)でも管内の巡回防火広報やひとり暮らしの老人世帯防火指導などを行い、火災予防を呼びかけている。
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県内一斉の春の火災予防運動ポスター
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火災予防運動は春と秋の年2回。春は空気が乾燥して、風の強まる日が多く、火災がおきやすい。全国の春の火災予防運動は3月1日からだが、本県では例年だと積雪もあり、毎年、全国より1カ月遅れで行っている。全国統一標語は「消さないで あなたの心の 注意の火」。
防火指導では、ひとり暮らしの老人世帯80世帯を訪問。火の取り扱いの注意を呼びかけるとともに、住宅用火災警報器設置説明などを行う。昨年まで2年間行った7・13水害の仮設住宅の戸別訪問は、昨年夏に仮設住宅が撤去されたことによりなくなった。
ほかに、工場や倉庫などを中心とした238棟の事業所の特別査察、幼年消防クラブの園児が火の用心のはっぴを着て通園、消防団員などによる一般家庭への防火指導、通常も毎日行っている消防車両での防火広報の強化も行っている。
同本部管内では、運動期間にって3日に月岡地内の河川敷での枯れ草火災、四日町地内のスーパー駐車場での車両火災の2件が発生している。
同本部では、乾燥時期で風の強い日も多いので、火の取り扱いには十分な注意をと呼びかけており、春は山菜採りなど山には入る人も多くなるが、たばこの火の投げ捨て、たき火の残り火にもとくに注意してほしいと話している。
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