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燕消防署三王渕出張所の救急車を高規格車に次ぐレベルの最新型に更新 (2007.4.10)
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燕・弥彦総合事務組合消防本部(安達丈夫消防長)では、同本部燕消防署三王渕出張所の老朽化した救急車を更新、最新の救急資器材を装備した新型の救急車の運用を4日、開始した。
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燕消防署三王渕出張所に配備された高規格車に次ぐ装備の新型救急車
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高規格救急車に次ぐレベルの装備をした救急車で、更新前の救急車にはなかった「自動人工呼吸器」やAEDより高度な「自動除細動器」を装備。車両価格は装備品なども含めて約2,500万円。
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充実した車内の装備
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三王渕出張所にはタンク車、広報車と救急車を1台ずつ配備している。更新前の救急車は平成5年式で老朽化が激しく、昨年度の計画にはなかったが急きょ更新することになり、3月23日に同出張所に納品。資器材などの取り扱い訓練を行って4日から運用を開始した。
燕市と弥彦村を管内とする同本部の昨年1年間の救急出動は3,612件。うち旧燕市が1,366件で全体の約4割を締め、燕消防署と三王渕出張所を中心に対応している。
同本部全体で救急車は8台あり、うち高規格救急車は燕市の燕、吉田、分水の3消防署と弥彦村に1台ずつ、計4台を配備する。三王渕出張所の新しい救急車は、高規格救急車が装備する点滴用の輸液ポンプや気道確保用資器材はないが、多様な出動内容にこれまで以上に対応でき、救命率の向上が期待される。
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