三条市・常盤橋が全面通行止めになり、両隣の橋の交通量増える (2007.4.12)

五十嵐川災害復旧助成事業の橋の架け替えに伴い、三条市の五十嵐川に架かる県道長岡見附三条線の常盤橋が、12日午後2時に全面通行止めとなった。

12日午後2時から全面通行止めになった三条市・五十嵐川に架かる常盤橋

午後2時に橋の両側にバリケードや「立入禁止」の看板などを設置し、通行止めに。付近の関係する道路標識などをはずす作業も行われた。

常盤橋嵐南側でバリケードを設置するなどの通行止めの作業

常盤橋は、嵐南側から嵐北側に向かう一方通行で、嵐北側の橋詰めから三条市丸井今井邸脇の商店街通りまでは、これまで日中は一方通行規制がしかれていたが、橋の通行止めに伴って規制を解除し、終日、両方向で通行できるようになった。

午後2時に通行止めになってからも、嵐南側の四日町商店街方向から常盤橋を渡ろうとする車も多く、橋の手前に設置されたバリケードに気づくと慌てて曲がっていた。

常盤橋が通行止めとなったことで、となりの新大橋や御蔵橋の交通量は確実に増えた。3月28日に一方通行規制が解除された新大橋は、両方向通行になっても今までの習慣が抜けず、嵐南側から渡る車は極めて少なかったが、常盤橋が通行止めになると目に見えて交通量が増えていた。

常盤橋の嵐北側道路。常盤橋が通行止めになると、嵐南側から進入する車がぱったりと減った

常盤橋の嵐南側は、とくに交通規制の変更はないので案内看板を設置するだけだが、嵐北側は一方通行規制の解除があるので、数日は24時間体制で交通誘導員を配置する。

架け替え工事は、翌13日から測量などに取りかかり、5月のゴールデンウイーク明けに始まるが、橋の下にネットを張るなどの準備が整いしだい、本格的な取り壊しにかかる。

次は常盤橋のすぐ下流の御蔵橋が架け替えに伴って5月7日午後2時から全面通行止めになる。