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燕三条青年会議所が「伝承」をテーマに創立10周年記念式典、「燕三条」へのこだわりを宣言 (2007.4.15)
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燕と三条の青年会議所が両市の合併実現の先駆けとして1997年に創立した(社)燕三条青年会議所(小林吾郎理事長)は、15日午後2時から県央地域地場産業振興センターで「伝承」をテーマに創立10周年記念式典と祝賀会を行い、10年間の歩みを振り返るとともに設立基本理念などを胸に「『燕三条』にこだわって運動する」と宣言した。
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15日行われた燕三条青年会議所の創立10周年記念式典
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同青年会議所メンバーとOB、姉妹青年会議所の韓国・南富川(ナンプチョン)青年会議所、日本青年会議所、県内の青年会議所などから約550人が出席した。
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大型スクリーンも使って10年の歩みを振り返った
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式典で小林理事長はじめメンバーらで「伝承〜つなごうそして伝えようたすき(志)〜」を発表。1994年に三条、燕、加茂の3青年会議所を中心に設立した明日の県央を考える会の設立から、97年8月1日の同青年会議所創立、燕三条市をつくる会の署名活動、2001年1月の三条、燕両市議会に住民発議で提案した法定合併協議会設置の否決、2003年10月の燕市での住民投票の結果など、同青年会議所の活動を紹介しながら10年を振り返った。
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第11代理事長の言葉を述べる小林理事長
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小林理事長は第11代理事長の言葉を述べた。燕三条青年会議所の歩みは県央地域の動きとリンクし、県央地域の合併はまだ途上にあると始め、4年前に燕で行われた住民投票で燕と三条の合併がとん挫して以降、「燕三条青年会議所のなかで合併への熱が冷めていったのは事実」との認識を示した。
しかし、10年の節目に設立の基本理念をひもとき、40年以上の先輩の運動、活動を振り返ると、「わたしたち燕三条青年会議所は、この燕三条にこだわって活動していかなければならないと実感した」。そして「明るい豊かな活力あるまちを創造するために、燕三条にこだわり、今よりもっと外に目を向けて運動をしていくことを誓う」と述べた。
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小林理事長から歴代理事長に感謝状贈呈
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ほかに、国定勇人三条市長や小林清燕市長代理の金子光男燕副市長など来賓の祝辞に続き、9人の歴代理事長それぞれに小林理事長から感謝状を贈った。式典に引き続いて午後4時10分から相田聡燕三条青年会議所シニアクラブ会長の発声で乾杯し、祝宴に移った。歴代理事長は次の通り。
- 初代・第2代(1997、98)=本間哲則
- 第3代=荒沢威彦
- 第4代=松縄嘉彦
- 第5代=須佐直樹
- 第6代=山田眞一
- 第7代=杉野真司
- 第8代=韮澤拓
- 第9代=渡辺雅之
- 第10代=丸山光博
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