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御蔵橋の全面通行止めで五十嵐川に架かる市街地の橋は最多の3本が通行止めに (2007.5.7)

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三条市の五十嵐川に架かる御蔵橋が、五十嵐川災害復旧助成事業の橋の架け替えに伴い7日午後2時に全面通行止めとなった。すでに通行止めになっている常盤橋、一新橋と合わせて市街地で車が渡られない橋は、これで最大の3本に。6月に一新橋の新橋が供用開始されるまで、この状態が続く。

7日午後2時に通行止めになった御蔵橋

7日午後2時に通行止めになった御蔵橋

この日は午後2時過ぎに御蔵橋の両側にバリケードや「通行止」と大きく書いたシートを設置、通行止めにした。それからしばらく、交通誘導員が橋の前に立って通行止めをドライバーに知らせ、ドライバーは新大橋や昭栄大橋、嵐川橋に回り道した。

土砂の撤去が進む御蔵橋上流部の右岸側

土砂の撤去が進む御蔵橋上流部の右岸側

市街地の3本の橋が渡られなくなったの伴って、嵐南側の堤防道路の交通量が目立って増え、交差点で右折する車を先頭に後続車が連なるなど、あちこちで自然渋滞も発生。小さな事故が増えているようで、自転車や歩行者も含めて付近の通行には十分な注意が必要だ。

御蔵橋は大正13年に土橋として架橋され、昭和36年8月5日の水害で流出、翌37年1月に復旧。昭和61年に今の鋼鉄製の橋に架け替えられた。将来的に川の拡幅が必要なことがわかっていたので、架け替えで橋の再利用ができる構造にしてあった。

今の橋は全長約90メートルで、新橋は20メートル近く長い108.4メートル。現在の2本の橋脚から、それぞれ堤防側に約9メートル付近につなぎ目があり、その間のけたや高欄は再利用し、堤防側から新しいけたや高欄などをつなぎ合わせる。

写真にあるボルト部分のつなぎ目から左、橋中央部は新橋に再利用する

御蔵橋付近から嵐川橋付近までは、この改修工事によって最も景観が変わる。すでに堤外地にあった住宅はすべて撤去されて景色は一変。さらに、御蔵橋上流の右岸側、住宅があった高水敷などとなる部分の土砂を削って撤去するため、翌8日にもがれきや土砂を運び出す作業を開始。搬出した土砂は、いったん月岡地内の三条市総合運動公園のサッカー場近くに集積した後、土を改良して五十嵐川の築堤工事に再利用する。

また、7日から12日まで嵐川橋では仮橋の取り付け道路舗装の関係で、午前8時45分から午後4時半まで片側交互通行となっており、周辺の混雑が予想される。