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加茂文化会館「佐藤しのぶソプラノリサイタル」前売り券14日発売 (2007.5.9)
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7月21日に加茂文化会館で開かれる宝くじ文化公演「佐藤しのぶソプラノリサイタル」の前売り券が14日、発売される。
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「佐藤しのぶピアノリサイタル」に出演の佐藤しのぶさん
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佐藤しのぶさんはソプラノ歌手。リサイタルは午後7時開演で2部構成で、森島英子さんがピアノ伴奏を務める。
オペラ「ドン・ジョバンニ」より(モーツアルト)、野ばら(シューベルト)、オペラ「トゥーランドット」より「氷のような姫君」(プッチーニ)、オペラ「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」(同)など、歌曲とアリアの名曲を歌い上げる。歌詞は日本語字幕をスクリーンに映し出したりもするようだ。
チケットは全席自由席で、前売り2,000円、当日2,500円。加茂市内4カ所と三条市内2カ所で販売する。
宝くじ文化公演は、宝くじの助成があるので入場券は通常の約半額と安い。加茂文化会館の話では、これまで同会館で宝くじ文化公演は数回開かれ、今回は10年ぶりくらいになると言う。
リサイタルの問い合わせは、加茂文化会館(電話:0256-53-0842)へ。車いす席は加茂文化会館だけで販売する。プレイガイドと佐藤しのぶさんと伴奏の森島英子さんのプロフィールは次の通り。
▲加茂市=加茂文化会館、ミュージックショップ・アベ、小池めがね、市民サービスセンター▲三条市=越後交通県央観光(株)東三条駅前案内所、マック・プラザ
佐藤しのぶさんプロフィール
佐藤しのぶさんはソプラノ歌手。若くして「椿姫」に抜擢され、鮮烈なデビューを飾る。抜きんでた歌唱、迫真の演技、そして華麗な舞台姿は人々に圧倒的な感銘を与え、マスコミでも百年に一度の大器と絶賛される。
デビュー・リサイタルではイタリアオペラを歌い、衛星放送を通して世界へ披露された。その後「トスカ」「蝶々夫人」などのタイトルロールを次々に演じ、一大センセーションを巻き起こした。1987年から4年連続、NHK「紅白歌合戦」に出演。ブラティスラヴァ国際フェスティヴァル80周年のオープニングに、「トスカ」のタイトルロールで招聘され、ヨーロッパデビューを飾った。
共演した指揮者は、ハンス・マルティン・シュナイト、コリン・デイヴィス、クリスティアン・ティーレマン、クリストフ・エッシェンバッハ、小澤征爾、エリアフ・インバル、シャルル・デュトワ、ピンカス・スタインバーグなど。オーケストラはローマ・サンタチェチーリア国立アカデミー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団、バイエルン放送交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団など枚挙に暇がない。
1998年11月に「蝶々夫人」でウィーン国立歌劇場主役デビューを飾ったのち、ケルン市立歌劇場やベルリン・ドイツ・オペラなどでも主役を歌っている。文化放送音楽賞、都民栄誉章、ジロー・オペラ賞大賞、マドモアゼル・パルファム賞、日本文化デザイン賞大賞などを受賞。著書に「佐藤しのぶ出逢いのハーモニー」(東京書籍)がある。
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森島英子さんプロフィル
東京芸術大学音楽部ピアノ科を卒業。中山靖子教授にピアノ独奏、中山悌一教授にピアノ伴奏を師事。1982年度文化庁派遣芸術家在外研修員として、シュトゥットゥガルト音楽大学に留学、コンラート・リヒター教授のもとでリート科を修了。芸大在学中から伴奏ピアニストとして演奏活動を開始した。
現在、第一人者として佐藤しのぶ、市原多朗をはじめ多くの声楽家と演奏会や放送で競演している。
オペラでも日本有数のコルペティートル、チェンバリストとして活躍。とくに1991年、モーツァルト没後200年には、年間80回にも及ぶオペラ演奏に携わった。
また室内楽奏者としては、ウィーンフィル、ベルリンフィル、NHK交響楽団の首席奏者をはじめとする各国のアーティストとデュオ、トリオなどで共演。現在、N響室内合奏団のチェンバリストも務める。
1994年度新日鉄音楽賞特別賞受賞。東京芸術大学講師、沖縄県立芸術大学講師。
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関連リンク
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