新潟中央短大が19日、地元の子どもをまじえて全学体制でミュージカル「オズの魔法使い」公演 (2007.5.15)

加茂市・新潟中央短期大学（寺川悦男学長・学生140人）は19日、加茂文化会館で入場無料の同短大恒例のミュージカル公演を行い、ことしは「オズの魔法使い」を上演する。

19日のミュージカル公演に向けて体育館で練習を重ねる新潟中央短期大学

同短大の学生を中心に教職員も含む全学体制で取り組むミュージカル。午前10時半からと午後3時からの2回公演で、2年生57人ほぼ全員とともに、公募した地元の園児から中学生の子どもたち71人も出演する。

ミュージカルのほかに、リズム体操やぬいぐるみショーも行い、2時間のステージをたっぷり楽しんでもらう。

ミュージカル公演のちらし

同短大は、保育士や幼稚園教諭を養成する。ミュージカルは「保育に関する総合学習」の成果を公開し、地域社会との関係を深めようと毎年行い、ことしで22回目になる。

世界の名作や創作作品に学生全員で取り組み、教職員も指導や手伝いをし、学内で総力をあげての活動。平成15年度文部科学省新規事業「特色ある大学支援プログラム」の採択、選定を受けている。

今回も前年度から構想を練り、ことし3月ころにオーディションで配役を決めて同短大体育館で本格的な練習を行い、5月の連休明けからはほぼ毎日、午後4時過ぎから9時まで練習を重ねている。

あわせて出演者ではない学生は、大道具や小道具、衣装の製作、メークの研究も行い、本番に向けて準備を進めている。

14日は舞台の大道具を置いた体育館で、衣装をつけての通しげいこを行い、本番に向けたラストスパートの練習に熱が入っていた。

毎年、一般をはじめ、出演者の家族や卒業生、ほかの大学や幼稚園などからと、大勢の観客で会場は埋まる。入場は無料でだれでも入場できる。入場整理券はなく、満席の場合は入場を制限する場合もある。午前、午後の部とも開場は開演の30分前。問い合わせは、同短大（電話：0256-52-2120）へ。