|
燕・戸隠神社の春季祭礼宵宮は小雨でも人出には影響なし (2007.5.20)
|
|
|
|
燕市宮町、戸隠神社(星野和彦宮司)は19日、翌20日の春季祭礼を前に宵宮。威勢のいい万灯にかわいらしい踊り子たちがにぎやかに祭りを盛り上げ、小雨も降る肌寒さい夜だったが大勢の見物客でにぎわった。
午後7時から神社で神事を行い、それに先駆けて午後3時から木場小路、続いて横町のそれぞれの万灯組が出発式を行って町に繰り出し、幕開き。5色の和紙で飾った数十本のタケで飾った万灯の上で、若連中が太鼓や笛で祭ばやしを奏で、浴衣姿の若連中が綱で万灯を引いて練り歩いた。
|
木場小路万灯の上で踊るひょっとこ
|
踊り子の女の子は髪を結い、白塗りで目元と口元に紅。ぞれの万灯組そろいの白地の浴衣に木場小路は水色、横町はピンク色の帯。片袖をはずして赤い襦袢を見せ、黄色い手差しの装いで、氏子町内の門付けなどは、若連中におんぶしてもらい移動した。
夜はそれぞれの万灯が神社を参拝。雨でぬれた参道で踊り子が踊りを披露。踊り子を囲んで歌う若連中も踊り子も足元の足袋をぬらしていたが、寒さを吹き飛ばす威勢のいいかけ声と踊りで祭りを盛り上げた。
|
気勢を上げて進む横町万灯
|
また、神社前の商店街通りには昨年より11店多い135店の露店が並び、大勢の人でにぎわった。警備に当たる市職員や商店街の人は、「いつもの年より(人出は)かなり多いね。合併効果らかね?」と話していた。
20日は、万灯は朝から出発、戸隠神社では午後1時半から例大祭神事、4時から御輿(みこし)行列、8時に木場小路万灯と8時半に横町万灯の舞い込み、9時に御輿行列が神社に遷御して祭りを終わる。
|