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嵐川橋の仮橋が供用を開始、現橋は通行止めにして通行切り替え (2007.5.22)

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三条市の五十嵐川最下流に架かる嵐川橋が、五十嵐川災害復旧助成事業の橋の架け替えに伴って22日正午に全面通行止めとなったのにあわせ、切り替える形で旧橋に隣接して下流側に設置した車も通られる歩道付きの迂回(うかい)仮橋の供用を開始した。

嵐北側から見た左が全面通行止めになった嵐川橋、右が供用を開始した仮橋

嵐北側から見た左が全面通行止めになった嵐川橋、右が供用を開始した仮橋

この日は、正午に嵐川橋の両側にバリケードを設置。嵐北側は五ノ町交差点方向から嵐川橋に直進できないようにコーンを置いて仮橋に誘導し、仮橋につながるように道路のセンターラインを新しく引いた。

先に交通止めにした一新橋、常盤橋、御蔵橋の仮橋は歩行者と自転車用だが、嵐川橋は交通渋滞などに配慮して、自動車も通行可能な仮橋とした。

仮橋、左側が歩道

仮橋、左側が歩道

現在の嵐川橋は幅員が7メートルで歩道はなかった。仮橋は車道部分の幅員は同じ7メートルながら、それとは別に下流側に隣接して約1.5メートルの歩道があるので、仮橋の方が余裕がある。

嵐川橋は、本町6と由利を結び、信濃川合流点直前に架かる。明治6年9月25日に三条橋として架橋され、昭和35年2月8日に現在の永久橋となった。

現在の幅員は7メートルで延長70.7メートル。新橋は、片側に歩道のつく9.2メートルの幅員で、延長は40メートル近く長い113メートルになる。平成21年3月完成予定。

また、嵐川橋の正確な呼び名について、地元では「らんせんきょう」と呼ばれることが多いようだが、「らんせんはし」、「らんせんばし」の呼び名も聞かれ、先の議会の特別委員会でも「正しい読み方は?」と話題になった。

同橋には平仮名の橋名板がなく、市で調べているが今のところははっきりしていない。新橋には平仮名の橋名板を設置されることになっており、それまでには答えが出されるようだ。

また、今後、仮橋取り付け道路の消雪パイプ工事のため6月4日から2週間程度片側交互通行が行われる。