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ヒメサユリの花が見ごろを迎えた下田地区で高城ひめさゆり祭り (2007.5.23)
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三条市森町地区の住民でつくる、ひめさゆり祭り実行委員会(山田正司会長)は、19日から6月3日まで同地区の高城城址(たかじょうじょうし)登山道のヒメサユリの小径(こみち)で高城ひめさゆり祭りを開いており、登山道沿いに群生するヒメサユリは次々とピンクの花を開き、見ごろを迎えている。
ひめさゆり祭りでは、登山道登り口付近で午前8時半から午後4時ころまで売店を開き、ヒメサユリの鉢植えや山菜、ジュースなどを販売。最終日の6月3日は、午前11時ころから頂上でウルイやネマガリタケなどがたっぷり入った山菜トン汁600食を無料でふるまう。
期間中は常設のトイレ建設と駐車場の整備費用などに充てる1人200円の登山道環境整備協力金が必要で、登山道入り口で受け付けている。
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かれんな花を咲かせるヒメサユリ
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ヒメサユリはユリ科の多年草。下田地区には古くから自生する。旧下田村の花で、合併後も新三条市の花として親しまれている。
そのヒメサユリが群生するのが高城城址(標高372メートル)。そこまでの約1.4キロ、1時間ほどかかる登山道を同地区の住民らが10年以上前からヒメサユリの小径」として整備し、雑木の伐採や下草刈りを続けているおかげで、たくさんのヒメサユリの花を楽しむことができる。
ひめさゆり祭りは、ヒメサユリの開花にあわせて平成2年から毎年開いている。県外から訪れる人も多く、昨年は6,000人余りが訪れた。
すでに花は見ごろで、23日は午前10時前ですでに100人余りが見学に訪れた。東京と埼玉から訪れた女性2人は、「これだけの群生は珍しいんじゃないですか。花の時期に来られてよかった」と、かれんに咲く花にカメラを向けていた。
高城の上り口へは、三条市街地から国道289号線を進み、清流大橋から約10キロ、道の駅・漢学の里しただ手前の信号交差点を左折、鶴亀橋を渡って右手の案内看板から数百メートル入ったところ。
平日は長禅寺を過ぎて左折し、急な斜面を登ったところの駐車場を利用できるが、狭いので期間中、土、日曜は周辺を駐車禁止区間とし、午前8時から午後3時45分ころまで、漢学の里しただ駐車場から高城登山道入り口の間の無料シャトルバスを運行する。
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