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おいらん道中写真コンテスト最優秀賞に柏崎市・植木さんの「魅せます!」 (2007.5.28)

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燕市分水地区観光協会(田中公一会長)は28日、平成19年度「おいらん道中写真コンテスト」の審査会を開き、最優秀賞には植木元さん=柏崎市=の「魅せます!」を決めた。

平成19年度「おいらん道中写真コンテスト」の最優秀賞に輝いた植木さん=柏崎市=の「魅せます!」

平成19年度「おいらん道中写真コンテスト」の最優秀賞に輝いた植木さん=柏崎市=の「魅せます!」

分水おいらん道中をテーマに開いている写真コンテストで4回目。ことしは昨年より5人12点少ない84人188点の応募があり、県外からの応募は22人で4分の1を占めた。

28日開かれた平成19年度「おいらん道中写真コンテスト」審査会

28日開かれた平成19年度「おいらん道中写真コンテスト」審査会

午後1時半から燕市分水公民館で審査会を開き、新潟県写真家協会会員の相田諒二さん、同観光協会から専門委員会の吉江正之副会長と河上俊夫理事の計3人が審査した。

これまでは最優秀作品を次年度のポスターの図柄に採用してきたが、その場合には審査の規制が多いため、今年度はポスターへの採用を原則行わないこととして審査し、最優秀賞1点、優秀賞3点、入選10点を決めた。

特別審査員の相田さんの講評では、おいらんの表情のアップを撮影した最優秀賞の植木さんの作品については、黒っぽい背景にべっ甲のかんざしがはえる無駄のない構図で、おいらんの妖艶さが浮き立った作品であることを高く評価した。

また、応募作品全体では、バラエティーに富み、それぞれねらいがしっかりした作品が多かった。ポスターの制約がはずされたことで、写真的におもしろい作品が選ばれたと話していた。優秀賞3点と入選10点は次の通り。敬称略。

タイトル 名前 住所
優秀賞
「凛」 工藤恒子 山形県山形市
「夢芝居」 大塚昇 長岡市
「夢見草」 小林正敏 新潟市
入選
「分水太夫」 山口萩舟 山形県山形市
「おいらん」 中島善之助 燕市
「桜道中」 山本誠 宮城県東松島市
「外八文字」 岡崎次男 福島県伊達市
「身嗜み(みだしなみ)」 広川信俊 長岡市
「桜太夫は行く」 川崎久松 新潟市
「未来のおいらん」 西山雅之 新潟市
「光る簪(かんざし)」 小山碩 燕市
「おいらん道中」 栗林栄市 長岡市
「嬉しさいっぱーい」 各務和子 新潟市