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遠くは沖縄から県外の25人が参加してさんじょう鍛冶道場1泊2日入門コース (2007.6.3)
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三条鍛冶道場は2、3日の2日間、同道場で平成19年度さんじょう鍛冶道場1泊2日入門コースを開き、県外から25人が参加。三条鍛冶集団の師範の指導で切り出し小刀を制作している。
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2、3の2日間、三条鍛冶道場で開かれているさんじょう鍛冶道場1泊2日入門コース
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県外者を対象に三条の鍛冶職人が伝統の技を直伝しようと平成11年から毎年、開いている人気の体験講座。昨年は参加申し込みが定員より50人以上も多かったので、ことしは昨年、参加できなかった人を対象に参加者を募った。
首都圏を中心に遠くは福岡、大分、さらには初めて沖縄からの参加もあり、20歳代から70歳代の男23と女2の計25人が参加した。
初日2日は午前10時に開講式を行って座学のあと三条凧(いか)合戦を見学。午後から実技を行い、師範がほぼマンツーマンで火造りから行った。
沖縄から参加した金融機関勤務渡久地正史さん(55)は、飛行機、新幹線と乗り継いで初めて本県を訪れた。趣味の園芸に役立つのではと参加したが、鎚の使い方などを見るのとやるのとでは大違い。「なかなか思うようにはいかない」と技の壁を実感しながらも、「楽しい」と充実した表情だった。
埼玉県の会社役員遠山善彦さん(30)はふだん、鋳物で直径2、3メートルの水道管を作っている。同じように金属を扱うということで興味をもって参加。火を使うのも共通だが、スタートと出口が違うと「難しいですね」と、モノづくりの妙味を味わっていた。翌3日は、焼き入れ、焼戻し、研ぎの工程で仕上げを行う。
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