三条市議会会議録検索システムの運用を開始 (2007.6.6)

三条市は4日、ホームページ上での会議録検索システム「三条市議会会議録検索システム」の運用を開始。膨大な量の議会の会議録の中から、探そうとする事業名などの語句や発言者などを簡単に探すことができるようになった。

運用を開始した三条市議会会議録検索システム

合併後初めて開かれた平成17年5月の第1回臨時会からこれまでの定例会と臨時会の会議録から検索できるシステム。三条市が平成17年3月に策定した三条市情報化計画に盛り込んだもので、過去のデータ登録から含めた今年度の事業費は149.1万円。

三条市議会のホームページのトップページの一番下にある項目「会議録検索」をクリックすると同システムのページ。「検索語」の空欄に探したいキーワードを入力すると、キーワードが掲載されている定例会や臨時会の会議録が表示され、さらに、その会議録をクリックすると会議録の中のキーワードが青い文字とアンダーラインで示される。さらに、会議録の左側に表示されている発言者名には黄色いマーカーを表示する。

また、一般質問の通告内容での検索も可能で、「質問通告」の項目からの検索画面では、質問内容をはじめ、議員名や質問日、会議名などからも検索できる。

議会の会議録は、ホームページでの閲覧のほかに、紙ベースの議事録がある。1回の議会での量は膨大で、誰がいつ発言したか、特定のテーマの質問や答弁を探すのに手間がかかっていた。

議会事務局では、このシステムで検索が容易になったので、市民に少しでも会議録を読んでもらい、議会に関心をもってもらえればとしている。