県央地域の技能、技術の先達を対象に第3回にいがた県央マイスター募集 (2007.6.14)

「あなたが感動の継承者」。新潟県三条地域振興局では、30日まで第3回にいがた県央マイスターを募集しており、卓越した技術や技能をもつ県央地域の熟練者の応募を待っている。

第3回にいがた県央マイスター募集のポスター

「にいがた県央マイスター」は、県央地域の高度熟練技能者などを認定、表彰して社会的認知度を高めるとともに、優れた技術や技能の維持、継承、人材の確保や人材育成を図ろうと平成17年度に創設した制度。第1回は13人、第2回では5人の計18人を三条地域振興局長名で認定している。

審査は審査認定委員会が行い、今回は5人以内を選定する。応募の対象産業分野は、食料品・飲料、木材・木製品、鉄鋼・金属製品、機会・危惧・電子、そのほかモノづくり関係。

募集対象は、県央地域で「産業振興に貢献した人」、「産業の発展に欠かせない人」で、今もモノづくりに従事する技術・技能者。技能検定のある職種は1級以上の取得者、公的資格のある職種は資格取得者かそれと同等の技術、技能を有すると認められる人。さらに20年以上の従事経験がある40歳以上の人、県央地域に5年以上在住か在勤の人などの基準がある。

認定を受けたマイスターは、技能伝承ビデオの撮影モデル、「にいいがた県央マイスター塾」の企画・実施、学校総合学習での講師、テクノスクールなどの職業訓練施設での外部講師、三条鍛冶道場や磨き屋一番館などの技能伝承支援施設での講師、企業や団体の依頼による派遣講師などを行う。

応募は、所定の認定申込・推薦書に記入して30日までに三条地域振興局企画振興部地域振興課（電話：0256-36-2205）に提出する。問い合わせも同課へ。