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梅雨前線の影響で29日は県内各地でまとまった雨、三条市は第1次配備も (2007.6.29)
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29日は梅雨前線の影響で県内各地でまとまった雨が降り、三条市では午後5時までに累計60.5ミリの雨量を観測。早朝に笠堀ダムが洪水警戒体制に入ったため、水害マニュアルに基づいて情報収集を行う第1次配備の体制をとった。
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昭栄大橋から上流方向の五十嵐川、赤い濁った水が流れる
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三条市消防本部の午後5時までの毎正時の観測では、雨は午前8時までの1時間の11.5ミリ降ったのを最高に、午後は降ったりやんだりで夕方は霧雨ていどに。気温は明け方の最低が午前5時の20.3度、最高は午後2時の23.7度だった。
午前5時45分に笠堀ダムが洪水警戒体制に入ったことから、6時半に三条市が第1次配備の体制をとり、職員の退庁時間の午後5時半には規模を縮小し自宅待機のなかで継続とした。
また、五十嵐川の水位が増えたことから、市街地の川の中で工事を行っている護岸工事や工事用道路の建設工事の一部は工事を中断。橋脚の撤去工事は影響はなかった。
工事の中断は梅雨に入って3回目で、工事用車両を堤防の上に止めて川を見ていた工事関係者は、「梅雨時はしょうがないね、去年なんてこの倍も(水位)があったよ」と話していた。
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