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12日まで燕市吉田公民館で半世紀前のふるさと旧吉田町を描いた「原山健一郎イラスト展」 (2007.7.5)
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燕市吉田公民館(宮地昭館長)では、3日から12日まで「原山健一郎イラスト展」を開いており、同市吉田堤町出身の原山健一郎さん(69)=山形県在住=の描いた約50年前のふるさと吉田の風景などのイラスト39点を展示している。
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原山さんがイラストを描いた旧吉田町の郷土史研究会制作の郷土史『越後吉田町毛野賀多里』
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原山さんが描いたモノクロの原画をスキャンし、A3サイズに引き伸ばしてラミネート加工して展示。原画は、旧吉田町の郷土史研究会制作の郷土史『越後吉田町毛野賀多里(えちごよしだまちものがたり)』の平成7年から17年までに発行された5号から14号に掲載された。
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駄菓子を買う子どもを描く
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12日まで「原山健一郎イラスト展」を開いている燕市吉田公民館
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モチーフは、原山さんが子どものころを過ごした当時の駅前通りや路地裏などの風景、家族や地域のために働くおとなや子どもたちの生活など。ぬくもりを感じさせる繊細な線で生き生きと描写している。
原山さんは昭和13年生まれ。日中戦争、敗戦、戦後の混乱期と37年春まで、激動の時代を旧吉田町で過ごした。42年に山形県へ転居し、印刷業などの会社を退職してからイラストを描き始め、平成7年に知人のいる吉田町郷土資料研究会の依頼で昔の吉田町を再現した作品を描いた。
原山さんの作品は、旧吉田町の広報紙にシリーズで紹介され、昨年3月に吉田町閉町記念「吉田町昔懐かしの寫眞展」でも展示。いずれも住民から好評だったが、まだ、見たことがない人からも原山さんの作品にふれてもらおうと、同公民館の企画展として開いている。
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吉田劇場で行われた三波春夫ショーの様子を描く
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作品展は午前9時から午後9時で、最終日8日は午後5時まで。会場の公民館は国道116号沿いで県立吉田病院向かい。
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