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ヤマトヤが三条市のミネラルウォーターを生かした「千年悠水を使用したゼリー」発売 (2007.7.5)
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(株)ヤマトヤ=土屋静雄社長・本社三条市条南町=は、三条市のミネラルウオーター「千年悠水」を使用した夏季限定の新製品「千年悠水を使用したゼリー」を発売し、5日、土屋社長は国定勇人三条市長に報告した。
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三条市のミネラルウォーター「千年悠水」(奥のペットボトル)を使って(株)ヤマトヤが製造する「千年悠水を使用したゼリー」(手前)
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同社の地元の素材を生かした商品は、通年販売の洋ナシ「ル・レクチェ」を使ったゼリーに続く第2弾。レモン、オレンジ、メロン、ラズベリー、グレープの5種類を1日に発売した。1個210円で、箱入りは5個入り1,155円、10個入り2,310円。
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ヤマトヤの土屋社長(右)を前にさっそく試食する国定市長(左)
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ゼリーの製造には、あらかじめ水分を加えた果汁を使うのがふつうだが、今回の新製品では、すりつぶしてピューレ状にした果物に10〜20%の「千年悠水」を加えて作った。
「千年悠水」は、奥早出粟守門県立自然公園の主峰守門岳のふもとからわき出る天然水。旧下田村水道開設30周年を記念して「おいしい水」をPRしようと企画、販売され、合併後も三条市水道局が事業を引き継いでいる。
加茂市・雪椿酒造が清酒に「千年悠水」を使って販売しているが、菓子での利用は今回が初めて。7月から9月までの夏季限定品として発売し、ことしは約8,000個を生産予定。2リットル入りの「千年悠水」のペットボトル約200本を使う。
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「千年悠水を使用したゼリー」を手にPRする土屋社長
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土屋社長は5日午前11時半に市役所を訪れて国定市長に「千年悠水を使用したゼリー」の発売を報告した。国定市長は「千年悠水」の売り上げ増への貢献に感謝し、さっそく試食。左党で知られ、甘いものは苦手な国定市長だが、ラズベリー味を選んでペロリと平らげ、「さっぱりしていておいしい」、「明日、上京するのでさっそく買っていきます」と話していた。
同社は3年前の7・13水害で会社や店舗が浸水などの被害を受けた。「水を逆手にとって商品化した」と土屋社長。新潟市から通う製造担当の社員も「三条の水はおいしいし、果物とのなじみもいい」と太鼓判を押しており、市場の評価に期待している。
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