三条市上林小で校舎増築棟の竣工記念式典 (2007.7.8)

三条市立上林小学校（吉田勇市校長・児童188人）は7日、昨年度末に完成した多目的ルームなどを備えた校舎増築棟の竣工記念式典を行った。

7日行われた三条市立上林小学校の校舎増築棟の竣工記念式典

同校は児童数が増加傾向にあり、特別教室の充実と将来的に不足が予想される普通教室の増設を図るために昨年度、校舎増築工事が行われた。

校舎増築棟の外観

増築部分は鉄骨平屋建ての渡り廊下を含めた木造平屋建ての校舎で、広さ約708平方メートル。普通教室3つ分の広さで3分割しても使える多目的ルーム、コンピュータールーム、調理室、管理室などを新設、図工室や家庭科室をこれまでの校舎から移設し、トイレも備える。本体工事費は約1億9900万円。


家庭科室	コンピューター室

午前9時20分から同校体育館で式典を行い、児童や教諭、国定市長はじめ来賓、地域の人やPTAなど約300人が出席。吉田校長は式辞で、「今まで以上にみなさま方（市や地域住民）と心をひとつに子どもたちの教育に尽力していく」と述べるとともに、「三条市の中で一番新しく立派な建物です。今まで以上に学習に力を入れ、友だちを大切に仲良く過ごしてほしい」と児童に求めた。

多目的ルームで行われたチェンバロコンサート

式典後のアトラクションでは、増築棟に会場を移し、真新しい多目的ルームで八百板正巳さんの演奏によるチェンバロコンサートを聴いた。