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果樹産地の三条市・大島地区でモモの本格出荷を前にモモの「目合わせ」 (2007.7.12)
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県内有数の果樹産地、三条市大島地区の果樹生産者でつくる大島園芸振興協議会(山口昇会長)は、モモの本格的な出荷を前に11日、JAにいがた南蒲大島選果場で出荷するモモの基準を統一する「目合わせ」を行った。
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11日、果樹産地の三条市大島地区で行われた大島園芸振興協議会のモモの目合わせ
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「目合わせ」は、産地で一定の品質の果物を出荷して産地ブランドを保つため、出荷する基準となる品質を生産者が互いに確認するもので、文字通りモモを見る“目”を合わせる。
この日は地元のわせ品種のモモの生産者約20人が参加。モモの出荷の一番手の品種「日川白鳳」を数十個並べ、担当者がもぎとる目安となるモモの色や商品にできない形や傷を説明した。
参加者は、見本のモモを手にとり上から横からと真剣な表情で観察し、秀、優、良にランク分けされたモモの色や形を確認していた。
生産者によると、ことしのモモは、天候も順調で大きさも平年並み、味も「おいしいですよ」と太鼓判を押す。手詰めの初出荷は12日から行い、量が増えて選果機を使った出荷は、昨年より2日早い16日から行う。
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