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地震で三条市内では空き家やブロック塀が倒壊 (2007.7.16)
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16日朝の地震で、震度5強を観測した三条市では、空き家やブロック塀が倒壊する被害があった。
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地震で倒壊した三条市西四日町1地内の木造一部2階建の空き家
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建物が倒壊したのは、10年近く前から空き家になっていた西四日町1地内の木造1部2階建ての住宅。近所の人の話では、地震のときに「みしっ、みしっ」という音がしたと思ったら、がたがたと崩れ、土煙が上がったと言う。
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崩れて隣りの家に寄りかかる空き家
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また、この空き家が倒れかかった隣りの住宅の外壁が傷付いた。空き家は土台が腐っていたようで、付近の住民から市に撤去の相談をしていたところだったという。
午後1時の市の発表によると、ライフラインは嵐南地域や居島地内の停電は復旧。北陸ガスによるとガス漏れ3件が報告されてマイクロメーターによる作動停止151件、栄ガスは正午現在で異常はなく詳細を調査中。
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三条市林町1地内の崩れたブロック塀
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人的被害状況では、栄地区の千把野新田で倒れた灯ろうにより80歳男性が腰を打撲。家屋被害では、西四日町1で空き家倒壊、三条地区数カ所でブロック塀倒壊などが報告されており、そのほか、旧御蔵橋の本町側で漏水、北入蔵で木製の電柱4本が傾斜した。
また、三条市では震災対応マニュアルの第3次体制をとって1次避難所10カ所と2次避難所20カ所を開設したが、間もなく2人が避難した栄地区の三条市農村環境改善センターと、三条市総合福祉センターの2カ所を除く避難所を閉鎖した。
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