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信濃川下流河川事務所は信濃川の管内で6カ所の被災を確認、応急対策 (2007.7.18)
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国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所は、新潟県中越沖地震発生直後から管内の河川や海岸施設の巡視や点検を行い、三条市上須頃地内の信濃川の低水護岸付近の「クラック」と呼ぶ裂け目や割れ目など6カ所で被災を確認し、応急対策を行った。
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クラックが発生した信濃川左岸、三条・燕総合グラウンド付近の低水護岸でクラック部分を覆うブルーシート
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被災が確認されたのは、新潟市内3カ所、三条市内2カ所、燕市内1カ所の河川管理施設など計6カ所。海岸施設などの被災はなかった。
三条市内では、上須頃地内の三条・燕総合グラウンド脇と尾崎の信濃川左岸2カ所で低水護岸背後にクラック発生。燕市内では道金地内の左岸で護岸鋼矢板の傾斜があったが、三条と燕市内の3カ所では18日午前11時までに応急対策を完了した。
また、三条市五十嵐川・刈谷田川河川改修対策室によると、現在改修工事中の市内を流れる五十嵐川と刈谷田川については、地震による異常は認められなかったと県からの報告を受けているという。
同事務所のホームページでは、緊急情報「7月16日発生新潟県中越沖地震における対応について」として対応状況をまとめたPDFファイルを随時、掲載している。
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