中企大三条校の受講企業経営者の会が総会と事例発表、記念講演 (2007.7.18)

中小企業大学校三条校＝三条市上野原＝の受講企業経営者の会（斉藤弘文代表幹事・473企業）は、18日午後1時から同校で平成19年度総会に始まって企業支援事例発表、記念講演会を行った。

18日開かれた中小企業大学校三条校の受講企業経営者の会の総会

同会は、三条校の開校5周年を契機に受講企業の相互交流や受講企業と三条校との連携を通じて発展を目指そうと発足。春に研修会、秋に特別講演会を開いている。

総会と記念講演会には70人近くが出席。斉藤代表幹事のあいさつに続いて同大学校を運営する独立行政法人中小企業基盤整備機構の田村朝彦理事があいさつした。

田村理事は、小さな政府論の下で公的サービスが民間に移譲されることにふれた。全国9つの中小企業大学校のうち北海道・旭川校が官民競争入札制度の市場化テストの対象なり、平成18年10月から20年3月まで研修業務の企画・運営と施設の維持管理業務が民間に委託されていることなど、行革の流れを説明した。

中小企業基盤整備機構では、品質保証できるサービスを提供することに全力をあげており、「われわれだけで守りきれればいいが、今後とも続くよう精一杯頑張る」と述べ、同機構の存続に応援を求めた。

総会では、平成18年度事業会計報告、平成19年度事業計画、役員の再任などをすべて原案通り承認。続く支援事例発表では、「モノづくり企業の販路開拓～中小機構の専門家活用で現状突破～」をテーマに同機構の販路開拓プロジェクトマネージャーが発表した。

記念講演会では「志を維持する力～いつまでも輝き続ける組織づくりへの示唆～」をテーマにフィットネスインストラクター、アンチエイジングパーソナルトレーナーの荒川真知子さんの講演を聴いた。