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第36回分水まつりは雨が水差すもほぼ計画通り (2007.7.23)
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21日に幕を開けた第36回分水まつり。分水みこしや民謡流しなどを行い、露店が並んだまつり会場は大勢の人でにぎわった。
中越地震の影響で県警音楽隊出演のイベントは中止し、雨降りだったので、金管鼓笛パレードだけ屋内の総合体育館に会場を移して行った。それ以外は予定通りのプログラムで進行した。
まつり会場は、通行止めにした市役所分水庁舎前付近の通り。昨年より10店ほど多い126の露店が並んだ。雨のやんだ夕方からは浴衣の若者や家族連れが繰り出し、広い通りを人にぶつからないように歩くのが大変なほどのにぎわいだった。
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今春の分水桜まつりのおいらん役も浴衣姿で
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午後8時からの民謡流しと仮装盆踊り大会には、分水地区の町内会をはじめ企業や各種団体など16団体約240人が参加。ことしも、昨年の祭りに50数年ぶりに復活した地蔵堂本町屋台の上で奏でられる祭りばやしにあわせて、かさを深くかぶって踊る「地蔵堂おけさ」を20分、仮装盆踊り大会の「分水甚句」を30分、踊り流した。
仮装盆踊り大会は、参加者が祭りのキャラクターの酒呑童子のかわいらしいイラストの面をつけたり、自由な仮装で踊りを楽しむ。木枯らし紋次郎や良寛、ハワイアンの仮装をした年配の女性の団体もあり、ほかの踊り手や見物人をわかせていた。
県央地域のなかでは中越沖地震の被害が大きかった分水地区だが、地震の心配を吹き飛ばすように祭りを楽しむ笑顔があふれていた。
22日は午前10時の諏訪神社例大祭斎行に始まり、午後8時から9時までの太鼓の大響演でフィナーレを飾った。
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