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三条消防、中越沖地震から8日ぶりに消防車両を車庫に格納 (2007.7.24)
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三条市消防本部では23日夕方、新潟県中越沖地震の余震で消防車両などが出動できなくなるおそれがあったため、屋外に駐車していた車両を、余震活動が減少していることなどから8日ぶりに車庫に入れた。
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中越沖地震から8日ぶりに消防車両を車庫に格納した三条市消防本部
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阪神淡路大震災の教訓から、地震発生後は余震による建物の倒壊で建物内に駐車している消防車や救急車など出動できなくなることを防ぐため、車両を屋外の訓練場に駐車しており、16日の中越沖地震発生直後から屋外に出していた。
23日昼のニュースなどで、余震が減少し、震度5弱程度の揺れとなる余震が起きる可能性は小さくなっているとの予想など、気象庁の発表を受けて、同日午後5時に車両を通常の状態に戻した。
同本部では16日から、新潟県広域消防相互応援協定に基づいて、救助隊、救急隊、消火隊が要請によって交代で被災地での応援出動を続けており、現在は、被災地の消防の通常業務の応援出動を行っている。
また、同本部からも1チーム4人が出場し26日に仙台市で開催予定だった東北地区支部消防救助技術指導会は、中越沖地震発生のため中止となった。
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