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吉田商工会会員が寄せた中越沖地震義援金60万円余りを燕市へ (2007.7.26)

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燕市の吉田商工会(泉谷善二会長・約800会員)は、会員に募金して寄せられた60万円余りを中越沖地震の義援金に充ててほしいと26日、燕市に届けた。

小林燕市長に吉田商工会会員から寄せられた善意60万円余りを手渡す泉谷会長

小林燕市長に吉田商工会会員から寄せられた善意60万円余りを手渡す泉谷会長

午後1時過ぎに泉谷会長が市役所吉田庁舎を訪れ、小林清市長に会員の善意622,340円を包んだ袋を手渡した。

吉田商工会は、地震発生翌日から被災地で支援活動をしていた会員もあり、吉田商工会としても支援できることはないかと18日に緊急理事会を開いて話し合い、19日の炊き出しや義援金と支援物資を集めることなどを決めた。支援物資は柏崎市に要望を確認し、ウエットティッシュやタッパー、トイレットペーパーや紙おむつなどを会員から募った。

義援金は合計760,750円が集まり、支援物資の不足分をそこから買って被災地に届けた。物資購入分を差し引いた622,340円を燕市を通じて中越沖地震義援金に充ててもらおうと、この日、小林市長に届けた。

炊き出しは19日に、同商工会の青年部や婦人部が中心となって、吉田産業会館でごはん1,200食、とん汁500食分を調理して被災地に届けた。同商工会では、中越地震の時には小千谷市に炊き出しに行っている。泉谷会長は、今回は中越地震とは季節が違い、炊き出しとともに持参した漬け物と桃太郎アイスがとくに喜ばれたと話していた。