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三条商高商業クラブがことしも「いかパン屋」をオープン、三条産ドジョウの新作「どじょうパン」も登場 (2007.7.27)
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県立三条商業高校の生徒有志でつくる商業クラブ(15人)が27日から8月4日まで、昨年に続いて三条市内でチャレンジショップ・三商ベーカリー「いかパン屋」をオープンし、開発したオリジナルパンを販売。ことしは、新製品の三条産のドジョウ1匹を入れた「どじょうパン」も登場している。
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27日、オープンした三条商高商業クラブのチャレンジショップ・三商ベーカリー「いかパン屋」
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同クラブは生徒有志のクラブで、地元の伝統、文化の学習を通じて地元の良さを再発見し、「三条」をPRするのが活動の目的。ことしの取り組みは、昨年に続いて商店街の活性化だ。
昨年は三条凧(イカ)合戦をヒントに「いかパン」と「たこパン」のオリジナルパンを開発、同校のパン販売も行う(株)鱈田屋菓子店の製造でチャレンジショップで販売まで体験した。
ことしも店舗は昨年と同じ三条市・一ノ木戸商店街の「浪漫亭」。昨年と同じ「いかパン」(100円)と「たこパン」(同)に、新たに「どじょうパン」(150円)を加えて販売している。
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奥が昨年に続いて販売している「いかパン」と「たこパン」、手前が新作「ドジョウパン」
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「どじょうパン」は、ドジョウをかたどったサンドイッチで、三条産ドジョウ1匹をから揚げにしたものと、甘露煮にしたものの2種類ある。から揚げはドジョウをレタスとトマトと一緒にはさんだマヨネーズ味、甘露煮は甘辛く煮たドジョウときんぴらゴボウをサンドした。
それぞれ1日40個を製造し、ほかの種類のパンとあわせてチャレンジショップ期間中の9日間で昨年の2倍、6,000個の販売を見込む。
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オープニングに店頭で三条商高吹奏楽部が演奏して盛り上げる
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販売初日の27日、午前10時半のオープニングには同クラブで製作したタコ、イカ、ドジョウの着ぐるみが登場。同校吹奏楽部も店頭で演奏して盛り上げた。
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タコ、イカ、ドジョウの着ぐるみも
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店内に掲示した栄中央小5年生が考案、手描きした「どじょうパン」のキャラクター
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店内は、先に栄中央小学校の5年生に考案、手描きしてもらった「どじょうパン」のキャラクター「縄文ドジョ子さん」と「縄文ドジョ吉くん」のイラスト、新製品開発の取り組みも掲示している。
初日のパンの販売は全部で800個で、数回に分けて納品。初回の納品分150個は、並べると同時に開店前から待っていた人たちが次々と買い求め、15分ほどで完売する大人気。順番待ちしながら買い損ねた客に生徒は「すみません、あと30分くらいでまた来ますから」と平謝り。「予約ね、あとで来るね」と代金を先払いする客もいた。
三商ベーカリー「いかパン屋」は、午前10時半から午後3時半まで。最終日の8月4日は店舗販売は行わず、午後5時から三条夏まつりの夜店市会場(第四銀行東三条支店駐車場)での販売になる。
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