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三条高校剣道部OB会が現役部員と恒例の稽古会 (2007.8.12)
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県立三条高校の剣道部OB会(榎本紘昭会長・会員290人)は、12日午後1時から同校小体育館で恒例の稽古会(けいこかい)を開き、20歳代から60歳代のOBと現役高校生が交流稽古や交流試合を行って汗を流した。
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12日、三条高校小体育館で開かれた県立三条高校の剣道部OB会の稽古会
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30年近く前から毎年、盆の時期に県内外のOB会員に呼びかけて開いている稽古会。OBが現役の高校生部員を指導し、ともに練習したあと、OBは懇親会も開いている。
ことしは県外の5人を含むOB11人と現役剣道部員5人、それと現役部員と一緒に練習する新潟県央工業高校の生徒など高校生約10人が参加した。
開会を前に参加OBで最高齢の埼玉県に住む土田浩司さん(63)は、「伝統のある縦のつながりはすばらしい。剣道は相手に対して失礼のないようにするということも学ぶことができるもの」、「きょうは、剣道を楽しくやるつもりで参じました」とあいさつ。40分ほど高校生との交流練習をした後、交流試合を行った。
立っているだけでも汗が流れる猛暑。剣道着に防具をつけた会員らの顔には練習前から玉の汗が噴き出していたが、練習が始まると暑さを忘れて集中し、体育館には竹刀のぶつかり合う高い音と、踏み込んだ足が床を打つ低い音が響いていた。
三条高校剣道部の女子生徒は「自分のできない技などをていねいに教えてくれ、一緒に練習してくれるのでわかりやすくて、うれしい」と、大先輩たちとの練習に感激していた。
卒業しても高校時代の上下関係は変わらない。OB会員同士でも年上の会員には「○○先輩」と尊敬を忘れなかった。稽古会のあとは、下田地区の嵐渓荘で懇親会となった。
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