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今年度、三条市内消防団に配備する積載車5台のうち4台を三条消防団に (2007.8.18)
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三条市は18日午前9時から三条市消防本部で平成19年度小型動力ポンプ積載車引き渡し式を行い、今年度、市内消防団に配備、更新する積載車5台のうち、三条市三条消防団(関山一雄団長)に配備する4台を引き渡した。
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三条市三条消防団に配備された小型動力ポンプ積載車
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小型動力ポンプ積載車は、2トントラックを改造して取りはずし式の小型動力ポンプを積載する特殊車両。前日に下田消防団に1台を引き渡しており、この日は三条消防団の南分団第4部(島田)、大崎分団第1部(西大崎)、北分団第2部(荒町)、大島分団第4部(代官島)の各部に1台ずつ配備する積載車を引き渡した。
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納入業者から積載車の説明を受ける団員
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引き渡し式には、三条消防団の正副団長や積載車の配備先の団員、三条市消防本部職員など30人余りが出席し、関山団長から各部長にそれぞれ新しい積載車の鍵を手渡し、小柳消防長は「旧車両同様に三条市の防災のため、大切に保有し、有事には効率的に活用してほしい」とあいさつした。
式のあとはさっそく納入業者が新しい積載車の装備の説明を受け、これまでの積載車から小型動力ポンプやホースなどの装備品を積み替えた。
三条市では、今年度の更新分からすべての積載車を四輪駆動車にする方針にした。今回、更新した4台の旧車両は、配置から22年から20年がたった二輪駆動車で、それを新型の四輪駆動車に更新した。また、団員の高齢化にも配慮してポンプ積載部は電動リフト付きで、購入価格は旧車両より120万円余り高い1台274万8000円。
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積載車の配備を受けた部の団員と消防団、消防本部の幹部で記念撮影
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今回の更新でお役御免になった旧車両のうち、南分団第4部の旧車両は、3年前の7・13水害で堤防決壊の翌14日には御蔵橋で待機し、ボートで救助された人たちを裏館小学校の避難所にピストン輸送したり、月岡地内の船着き場となったコンビニから具合の悪くなった人を病院まで運んだりと活躍している。
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