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三条市で中越沖地震被災応援交歓会、三条と柏崎のミニバスチームの小学生が交流 (2007.8.27)
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三条市内のミニバスのチームが25日、三条市総合体育館で中越沖地震被災応援交歓会を開き、柏崎市のミニバスの男女4チームを招いて交流試合やカレーライスの炊き出しなどを行い、両市のミニバスに熱中する小学生たちは夏休みの1日、ミニバスでたっぷりと汗を流した。
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開会式で三条の子どもたちから柏崎の子どもたちへ応援メッセージ
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三条嵐南ミニバス少年団が企画した。三条嵐南ミニバス少年団は3年前に三条市を襲った7・13水害で団員の家や練習場所の体育館が被災。当時、亀田のチームが開いてくれた交歓会に招待され、勇気づけられたことから、今回の地震で同じような思いをしている柏崎のチームを招待して、バスケットを楽しんでもらおうと計画した。
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交流試合でミニバスに汗を流す三条市と柏崎市の子どもたち
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交歓会には地元のミニバスチームから三条嵐南ミニバス少年団のほか、Jヒート三条、下田グレートファルコンズ、OHSAKIDS三条、槻ノ森ウィッチーズの6チームが参加。柏崎市から男子の西山クラブと比角ホワイトフェニックス、女子の剣野エンジェルと比角ミルキーウェイズの4チームを招待した。
体育館には「災害にまけるな」の横断幕を掲げ、午前8時半からの開会式では、三条の各チーム代表の2人ずつ、12人が柏崎のチームの子どもたちに応援メッセージを贈った。
メッセージでは、地震の被災を見舞うとともに、3年前の水害で多くのミニバスチームから見舞いや励ましの言葉をもらい「本当にうれしかったことを覚えています」。
ほかにも「今度は私たちが恩返しをする番です」、「おなかの底から目いっぱい大きな声を出し、一生懸命プレーしましょう。そして皆さんの目いっぱいの笑顔を見たいです」と順に述べ、全員で「負けないで頑張ってください!応援しています!」とエールを贈った。
昼食は保護者が用意したカレーライスを柏崎の子どもたちに食べてもらい、昼の休憩にはサプライズゲストとして新潟アルビレックスBBの藤原隆充選手が柏崎の子どもたちにバスケットボールやヘアバンドなどのプレゼントを持って登場。子どもたちは藤原選手と記念撮影をしたり、サインをもらったりして大喜びだった。
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サプライズゲスト、アルビレックスの藤原選手を囲んで記念撮影する柏崎のチーム
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交流試合は、三条対柏崎チームの対戦とし、三条チームが各2試合、柏崎チームが各3試合を夕方までかけて行った。ミニバスをたっぷりと楽しんだ剣野小学校の女の子は「カレー、うまかったです」、「3杯もおかわりしたんだよ!」と、ミニバスも楽しいけどカレーもおいしかったと、笑顔がはじけていた。
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