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レスリング世界選手権に日本代表で出場の県央工高教諭、萱森さんに生徒会が激励会 (2007.8.29)
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県立新潟県央工業高校(星野光章校長・生徒572人)生徒会(川島翼生徒会長)は29日、9月17日に欧州・アゼルバイジャンで開幕するレスリングの世界選手権に日本代表で出場する同校教諭、萱森浩輝さん(24)=加茂市=の激励会を開いた。
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29日、県央工高で生徒会主催で開かれた世界選手権に出場する同校教諭、萱森さんの激励会で花束を手に退場する萱森さん
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同校体育館で午前10時半過ぎからの始業式に続いて激励会を開いた。6月10日に東京で行われた全日本選抜選手権男子フリースタイル74キロ級で萱森さんが初優勝し、代表選考プレーオフを制した試合のDVDを上映。続いて「男の中の男!萱森先生!」と生徒からの力強い紹介を受け、全校生徒の拍手に迎えられて萱森さんが入場した。
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激励会後、インタビューを受ける萱森さん
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星野校長は萱森さんに「活躍を期待しています」、川島生徒会長は「世界選手権に出場するような選手がこんなに身近にいて体育の授業を受け持ってもらっていることを光栄に思っている」、「世界選手権ではライバルを倒して王者になってください。先生の勝利をわたしたちは信じています」と、それぞれ激励の言葉を贈った。
萱森さんは決意表明を行った。地方では練習相手が少ないため、週末は上京して練習を重ねたてきたが、「今大会では、その成果が十分に発揮できた」と萱森さん。「自分がレスリングを始めたマットの上で後輩でもある生徒たちと一緒に世界を目指して練習できるということに素晴らしさを感じている」と言い、北京五輪の選考会ともなる世界選手権では「最高の夢の舞台であるオリンピック目指して精一杯、頑張ります」と決意を示した。
また、「わたしのできたことは、皆さんにも必ずできる。初めから高いところに、一歩一歩目標に近づいていってください。努力に近道はないと思います」と、応援してくれている生徒たちにもエールを贈った。
萱森さんは、9月13日に日本を出発、イギリス経由でアゼルバイジャンの首都、バクーに向かう。19日に計量、20日に試合を行う。
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