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「防災の日」にあわせてホームセンターに防災用品のコーナー (2007.9.1)

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9月1日は「防災の日」。三条市内のホームセンターでは、防災の日にちなんで「安心&安全 万が一に備えよう」と防災用品のコーナーなどを店内に設置している。

ホームセンタームサシ三条店店内に設置された防災用品のコーナー

ホームセンタームサシ三条店店内に設置された防災用品のコーナー

三条市上須頃、ホームセンタームサシ三条店(白川二一店長)では、8月29日に台風・水害対策、火災対策用品、地震対策用品、防犯、災害時避難などのカテゴリーで商品を紹介するちらしを折り込み、店内に防災用品のコーナーを設置。各売り場で防災対策用品をアピールしている。

同店では、防災安全用品の部門があって1年を通して防災関連商品を扱っているが、7・13水害から中越地震、ことし7月の中越沖地震など多発する災害に消費者の関心も高まっていることから「防災の日」にちなんでさまざまな防災、防犯用品を紹介している。

店内には乾パンや水などの非常食、家具の転倒防止用の固定ポールや粘着固定マット、消火器などを集めたコーナーを設置したほか、台風や水害に備えるブルーシートや土のう袋や簡易汚水用水中ポンプ、地震に備える家具の転倒防止用品やキャビネットロック、火災対策の防災カーテン、停電時などに対応するポータブル発電機、非常食や懐中電灯などがセットされた非常用カバン、軍手や携帯電話用充電器、防犯のためのセンサーライトやピッキングに強い鍵など、あらゆる災害や防犯に必要な商品をそれぞれの売り場でピックアップしている。

先の中越沖地震では、同店は大きな被害はなかったものの、商品が落下するなどでいったん店を閉め、商品整理や安全確認をした上で昼ころに営業を再開。地震発生後は、家具の転倒防止用の固定ポールや粘着固定マット、硝子の飛散防止シートなどが売れたと言う。

防災用品のコーナーに足を止める来店客が目立ち、ちらしを手に来店した人も。防災や防犯に対する備えの重要性をあらためて考える機会になっているようだ。

防災の日」は、1923年9月1日の関東大震災にちなんだもの。暦では二百十日にあたり、台風シーズンを迎える時期でもあり、昭和34年(1959年)9月26日に伊勢湾台風で戦後最大の被害を受けたことなどを契機に、災害への備えを怠らないようにと1960年に制定された。