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30日まで本県出身絵本作家の原画展「松岡達英だ『ぴょーん』展」 (2007.9.16)
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燕市立図書館では、15日から30日まで「松岡達英だ『ぴょーん』展」を開いており、川口町にアトリエを構える長岡市出身の絵本作家、松岡達英さんの絵本4作品の原画を展示している。
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30日まで燕市立図書館で開かれている「松岡達英だ『ぴょーん』展」
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2000年にポプラ社から出版された「はじめてのぼうけんシリーズ」から『ぴょーん』、『あしあと』、『あな』、『まだかな』の4冊の絵本の原画23点を展示している。
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『まだかな』の原画
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『ぴょーん』は切り絵、ほか3作品は絵の具や鉛筆で描かれている。ほかにも松岡さん手づくりの『ぴょーん』の仕掛けおもちゃも展示している。
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松岡さん手づくりの仕掛けおもちゃ
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『ぴょーん』は、売上10万部を超える大人気の絵本で、燕地区で平成16年度のブックスタート開始時に配布図書として選ばれ、当時4カ月検診でプレゼントした作品でもある。
初日15日は、松岡さんが来場し作品解説が行われた。9月22日にも大曲河川公園で松岡さんのワークショップが開かれるが、すでに定員に達している。
ほかに、9月29日午後3時から、同図書館で読み聞かせボランティアによる「おはなし会」が行われ、読み聞かせ用に松岡さんが手づくりした絵本も登場する。
同展の原画展は、午前10時からで午後6時半まで、土、日曜は午後4時半まで開いている。会期中の休館日は、17、20、24日。入場無料。松岡さんのプロフィールは次の通り。
松岡達英さんプロフィール
松岡さんは、1944年長岡市生まれ。67年にフリーのイラストレーターになり、68年『知識絵本1〜10』(北隆館)を出版し、絵本作家としてデビュー。以後、多数の絵本を出版し、厚生省児童福祉文化賞、絵本にっぽん賞、科学読物賞、国際アンデルセン賞オナリスト賞など多数受賞。
2001年に春から秋まで川口町のアトリエを活動の拠点とし、自然観察や絵本制作に励み、02年から長岡造形大学で教鞭をとる。05年には新潟県中越地震の被災体験をもとに『震度7』(ポプラ社)を出版、翌年、『震度7』で産経児童出版文化賞を受賞。07年5月に川口町のアトリエGreen Worksにギャラリーを併設した。
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