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燕市消防団の2部に小型動力ポンプと積載車を配備し、これで同消防団57部すべてポンプと積載車を完備 (2007.9.17)
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燕・弥彦総合事務組合消防本部(安達丈夫消防長)は16日、同本部で燕市消防団(吉川俊夫団長・団員985人)の第1方面隊(燕地区)第4分団第4部と第2方面隊(吉田地区)第6分団第6部に配備する2台の小型動力ポンプ積載車の引き渡し式を行った。
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燕市消防団に配備された小型動力ポンプ積載車、左が第1方面隊第4分団第4部、右が第2方面隊第6分団第6部の積載車
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第1方面隊(燕地区)第4分団第4部の管轄は、又新、二階堂、新生町2地内を管轄。21年間使った旧積載車とあわせて小型動力ポンプの両方を一度に更新した。
第2方面隊(吉田地区)第6分団第6部の管轄は、旧吉田市街地を管轄。これまで燕市消防団で唯一、小型動力ポンプや積載車を配備しない人員だけの配備だった部。火災発生時は消防署の手伝いなどをしていたが今回、小型動力ポンプと軽自動車の積載車を新たに配備し、これで燕市消防団57部すべてに小型動力ポンプ積載車が配備された。
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さっそく新しい動力ポンプで放水
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積載車は旧燕市は普通車、旧吉田町と旧分水町では軽自動車を配備しているが、今回の更新もその流れを継承し、第1方面隊第4分団第4部費用に配備した積載車は普通車、第2方面隊第6分団第6部には軽自動車を配備。費用はそれぞれ小型動力ポンプ105万円を含めて355万円、335万円。いずれも積載車のポンプ積載部は電動リフト付きになっている。
引き渡し式には両部からそれぞれ方面隊長、副方面隊長、分団長、副分団長、部長ほか部員各9人が出席。金子光雄燕市副市長から吉川燕市消防団長に団長に交付書と積載車2台の鍵を手渡し、吉川団長から各分団長へ配属書を交付。式のあとはさっそく納入業者から、新しい積載車の装備や取扱の説明を受け、放水を行った。
初めて小型動力ポンプと積載車の配備を受けた第6分団第6部の治田勉部長は、「気持ちを新たにしている。火災出動のないことにこしたことはないが、いざというときには(車両やポンプを)活用していきたい」とし、今後、出動に支障のないように取扱の練習を重ねると話していた。
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